電気工学科を専攻していましたが、当社には同じ専門学校の卒業生が数多く活躍されていることや、他のビルメンテナンス会社と比べて技術力が高いところに魅力を感じて入社しました。
当社は、東京電力のグループ企業である東京電設サービス（TDC）のパートナー企業として、特別高圧受配電設備の点検業務を請け負っています。私が所属する電設サービスチームは、府中に拠点を置きながら東京の多摩地区内と山梨県内にある特別高圧受配電設備を担当しており、両地区における電気の安定供給を支えています。

電気は特別高圧・高圧・低圧の3つに分けられ、そのうち7,000ボルト以上の電気を「特別高圧」といいます。特別高圧受配電設備は社会に与える影響も大きく、もし設備が止まってしまったら地域全体が電気を使用することができなくなります。「電気が使える当たり前の日常」を守り続けるためにも定期的な点検は欠かせず、誇りを持って仕事ができます。
また、業務においては測定機器や試験器といった操作が難しい機器を取り扱うため、先輩方に指導してもらいながら少しずつ経験を積み重ね、任せてもらった試験や測定を無事にやり終えた時は大きなやりがいを感じます。

「トライ＆エラー」を自身の理念にしています。試験器の操作に不安を抱えているからといって失敗を恐れてやらないのではなく、時間的に余裕のある現場で試験器に触れさせてもらったり、操作する前に先輩にアドバイスをもらったりと試行錯誤しながらも回数をこなすことで技術向上を目指しています。
そして、知識と技術をさらに積んで、将来は現場責任者として現場を任されるようになりたいです。また、業務知識はもちろん資格取得にも積極的に挑戦していきたいです。まずは、電気工事士１級の合格を目指します。

一緒に働く人たちが優しいため、質問すれば必ず答えてくれたり、技術力の高い人が多いことから分からないことは聞けば親切に教えてもらえます。また、積極的に作業に挑戦したいとアピールすればチャレンジさせてもらえる環境で、技術もすぐに身につきます。

休日や退勤後は、家で過ごすよりも外に出かけることが多いです。学生時代の友人と食事や釣りに出かけたり、趣味の競馬をしたりと仕事とプライベートのメリハリをつけるようにしています。ちなみに事務所が府中にあるので、レースが開催されていれば府中競馬場にいくこともあります。